昨夜、自宅で1972年制作の熊井啓監督作品「忍ぶ川」 (三浦哲郎の同名小説、東宝映画)を観た。

40年近く前の東京の木場や、栃木の寒村の風景、その中で出会う加藤剛と栗原小巻演じる主人公達が、人も物も一緒になって、『日本の原風景』を表現していると言う感じですごく感動的であった。

 

特に、寒村の雪景色に溶け込んだ、ヒロインの栗原小巻は美しかった! スタイルや外観が随分綺麗になってきた最近の若い女性たちとは、又、次元が違う美しさであった。

  2008.2.3 雪の朝.JPG  我が家からみた、今朝の冬景色

そんな古い作品を観て感傷にひたりながら眠りについて、今朝目を覚ましたら、我が家の窓の外は、まさに、昨夜の映画の中の1シーンのような雪景色になっていた。

 

まあ、我が家の雪景色は兎も角、何度も当オフィスブログの中で触れて来た通り、丁度一年前に、ちょっとしたきっかけで時代小説に嵌り出したが、その影響なのか、昨年後半からは、映画もアメリカ映画にはほとんど興味がなくなり、韓国や中国の作品を飛び越えて、最近の邦画や、「忍ぶ川」のような古い日本映画に興味が移ってしまって、自分ながら不思議ではある。

私自身、どちらかと言えば、田舎とか古き日本等からは、かなり距離を置いて生きてきた世代であり、個人的にも、30代~40代には、時代小説も日本映画もまったくと言っていい程興味がなかったのである。従って、最近のこの傾向は、単に歳をとった為かもしれないのであるが、どうも、何か必然性があったとか、何かの「縁」があったと考える方が自然なようでもある。兎も角、不思議ではある。

 

何かの「縁」と言えば、今月末で、閉鎖し移転する「SO!Shibashi02」の新たな移転先は、汐留地区西端の新橋駅近くで、中央通りと新幹線線路が交差する場所に位置する、昭和30年代竣工の古いビルである。(駅の近くの立地で、近くには人材と情報の大手企業や、某テレビ局のオフィスもある場所だが、当ビルの外観や新幹線の側と言う点で、一部の方々には事前評価は高くない。)

SO!汐留.jpg     SO!汐留付近.jpg

 

場所的には、『SO!SHIODOME』としたいが、以前からのSO!江戸長屋論の更なる実現をめざし、従来までのシェアオフィス機能だけではなく、江戸長屋の粋や人情を、平成の今に蘇らせたいとの思いで、

色々な人が気楽に集えるビジネス長屋、「SO!Nagaya SHIODOME」と言うネーミングにした

 

ところで、この江戸長屋論との出会いも、SO!をスタートした4年前の、友達の何気ない一言、 「SO!の良さは長屋的共同体だね!」から始まり、今回の「SO!Nagaya」に繋がって来た。 

事前の評価は別にしても、私自身は、時代小説や昭和30年時代の日本映画との出会いと同じく、ここに行き着くべき何かの「縁」が取り持ってくれている気がして、大きな期待を持っているのである。